前回の続きになります。即日解決にはならないのでご参考までに
物損事故解決方法2
2回目のやりとり
損保会社さんから見積到着
損害賠償金額 約250万にて物損示談の書類付
ほとんどの方は納得しないでしょう。一方私側から送付した資料は平均300万、ここで喧嘩してもしょうがないです。加害者保険担当者もお仕事です。どちらかと言えば味方にするが吉。
早速、電話がかかってきました。
上限金額にて、ご提示させて頂きました。
拝見しました。だいぶ開きが大きいので、こちらからも資料をお送りしました、上司の方と再考お願いできますでしょうか?また、 提示金額は車両代金のみですよね?
はい、そうなります。
物損の場合、現状(原状)回復義務があるのご存じですよね?
《これが重要です》
はい、存じております。
追加オプション等、領収書全部ありますので後日お伝えします。上司との再考をお願いします。
わかりました…では、失礼いたします。
上司と戦える武器を担当者にお渡しする。
また、現状(原状)回復とは元の状態にすること。その根拠もこちらから、提示しなければならない。
結果、300万にて回答がきました。担当者さんありがとうございました。更に、追加オプション等の費用をお伝えしていたので、請求の希望を伝えた所、そちらは厳しいとの返答。ならば、廃車処分はこちらで行うので所有権は私にと書面にて送付してもらいました。世の中には、廃車買取業者さんがたくさんありますので、買取(40万)していただきました。重量税も還付されます。経年劣化もありましたので、これで物損は示談としました。損益で計算するとこうなります。
交渉結果
初提示 248万(車両)₋40万(買取)=208万…保険会社さん実質支払い分
交渉後 300万(車両)+40万(買取)=340万…自身の受取金額
もし、被害者が知識なく交渉もしなければ現実的にはこれだけの差額になります。買取を詳しくお伝えすると、車両の年式も新しくエアバッグが開いていなかった事で買取できたとの事。バラバラにして海外に持って行くらしいです。
この件で得た教訓『情報弱者は損をする』
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