第五十四話 大型二輪免許2

翌日、自動車教習所の五谷先生へ会いに行きました。そこでお話を伺いました。自動車教習所で新たに免許講習を始める際、実績を作ってから申請をしないと許可が下りないそうです。今回は『大型自動二輪免許』とのことで、なんと『一発試験にて10人連続合格』が条件との事。

 そういえば、私が中型免許講習の際に練習している方がいたよな気がしたので聞いてみました。すると1回目は6人目位で失敗した為、卒業生で新たに声をかけているとの事。次は落とせない、しかも新たなメンバー募集の最初ですと伝えられました。

くにぞう
くにぞう

安請け合いはできないので、めちゃくちゃ練習したいのですが可能でしょうか?

五谷教官
五谷教官

大丈夫です。教習所にあるバイクをいくらでも使って下さい。

くにぞう
くにぞう

わかりました。では明日から練習させていただきます。

 そんな感じで、翌日から練習開始です。私一人でひたすらコースを周回するところから始まりました。またメンバーもおらず寂しかったのを覚えています。ちなみに費用負担はなしですが、練習は任意で行い確実性の高いメンバーを随時試験を受ける形で進めていました。

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